16. その正しさは正しいですか?新着!!
イカ男はすっかりカントに魅了されてしまい、『純粋理性批判』の次は『実践理性批判』に挑むことにしました。この本の結語の有名な一節を知っている方も多いでしょう。 「ふたつのものがあって、それをめぐり繰りかえし思ひをよせて、長 […]
15. カント すごい!
15年近く前のこと、イカ男は日本大学通信教育部・文理学部哲学科で西洋哲学を学ぶことにしました。大学時代から哲学には関心があり、就職後も折に触れて考え続けてきましたが、そろそろ体系的に学び直し、自分なりの考えをきちんと形に […]
14. AI「イカ男」自画自賛!
YouTubeを見ていたら、米国では大卒の雇用が悪化しているようで、その原因は生成AIの普及だそうです。新規採用者がやるような事務作業はAIで十分まかなえ、しかもコストが安く、働かせ放題だからですね。実際、イカ男もデータ […]
13. 生物の栄枯盛衰
ハビタット解析(Habitat analysis)は、生物が生息する環境(ハビタット)に関する情報を分析し、その生物がどのような環境条件で生息しやすいか、または分布しやすいかを評価する手法です。具体的な研究例としては、環 […]
12. 研究者の正義
ドナルド・トランプ氏が第47代アメリカ合衆国大統領として再就任した今年1月25日に、米中央情報局(CIA)は、新型コロナウイルスのパンデミックが武漢研究所(中華人民共和国武漢市)からの流出によって引き起こされた可能性が最 […]
11. 科学的な資源管理?
水産庁は、国立研究開発法人水産研究・教育機構や道県試験研究機関、大学、漁業者団体などに調査・研究を委託または協力要請して、高度回遊性魚類のカツオ・マグロ類やカジキ類、サンマ、サメ類、溯河性魚類のサケ・マス類、公海域の外洋 […]
10. 多元宇宙論からスルメイカを考える
我々が生きている宇宙を英語でuniverseと言います。これはラテン語のuni-(1つに)と -verse(回る)を由来とし、universus(全体の、1つになった)から派生したそうです(「大辞泉」小学館)。一方、最近 […]
9. 天災とサイエンス
日本は気象学的にも地球物理学的にも極めて特殊な環境に支配されている。よって、国民は天変地異に脅かされることを一日も忘れてはならないはずだ。近代化以前は、自然に対してきわめて従順であり、自然に逆らうことは行わなかった。過去 […]
8. ちなみに私は「隠れ文系」でした
キリスト教神学からサイエンスが生まれる契機になった理神論という考え方があります。ここでは、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典から引用しましょう。「啓蒙時代のヨーロッパに栄えた宗教思想。自然神論,自然宗教ともいう。神は世 […]
7. 理念 vs. 現実
以前もお話ししたように、サイエンス(自然科学)はほぼ全て仮説から成り立っています。つまり、頭のなかで考えたいわば理念の集まりなのです。しかし、驚いたことに、その理念が現実の世界で役にたっています。頭のなかの出来事と現実世 […]

