お知らせ
1. いかにしてイカ男となりしか

わたし(イカ男)は、九州大学大学院(総合理工学府)で大気海洋環境システム学を専攻し、海洋モデリングを学んでいる学生です(令和4年当時)。もともと、佐賀県で10年ほどケンサキイカの研究をしていたのですが、「50の手習い」( […]

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ヤリイカ
2. 驚くほど、予想どおり新着!!

以前住んでいた佐賀県唐津周辺には、イカの活け造りを出す店が数多くあります。主役はもちろんケンサキイカ。しかし、冬になるとどうしてもケンサキイカの漁獲が落ち込みます。そのため、代わりにアオリイカが使われることもありますし、 […]

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ヤリイカ
1. あなたの知らないヤリイカの世界

福岡・佐賀・長崎では「ヤリイカ」というと、実はケンサキイカのことを指します。それでは本来のヤリイカ(Heterololigo bleekeri)は何と呼ばれるのでしょうか。地域では「ササイカ」と呼ばれています。剣先よりも […]

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ケンサキイカ
36. 対馬海峡は押し合いへし合い

これまでブログで、主に東水道を通っていたはずのケンサキイカが、近年は西水道を通過している個体が増えているのではないか、という仮説を紹介してきました。この変化が本当だとすれば、従来の主漁場であった九州北西部や山陰沿岸で漁獲 […]

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まっくろ経済学
24. 国民国家の再生!

大航海時代(16〜17世紀)、ヨーロッパの国々が外の世界へと漕ぎ出し、アジアやアメリカを巻き込んで「世界のひとつ化」を進めました。これが人類史上最初のグローバライゼーションでした。特にスペイン・ポルトガルの海外進出では、 […]

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スルメイカ
28. これからの資源管理(その2)

前回のブログに共感してくださった方々、ありがとうございます。今回の内容は、賛同者が少なくなるかもしれませんが、これから資源管理を進めていくため、イカ男として強く伝えたい仮説から始めさせていただきます。 それは、対馬海峡に […]

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スルメイカ
27. これからの資源管理(その1)

先日、函館で知り合いのスルメイカ研究者と久しぶりに再会しました。彼は以前、スルメイカの飼育試験を行っていたほど生態に詳しい人ですが、最近は別の業務で忙しく、スルメイカの研究からは離れているとのことでした。それでも国の資源 […]

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科学哲学のよーな
14. AI「イカ男」自画自賛!

YouTubeを見ていたら、米国では大卒の雇用が悪化しているようで、その原因は生成AIの普及だそうです。新規採用者がやるような事務作業はAIで十分まかなえ、しかもコストが安く、働かせ放題だからですね。実際、イカ男もデータ […]

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スルメイカ
26. 新たなる懸念?

スルメイカ24「新たなる希望」で、スルメイカ資源復活への可能性を示唆しましたが、あれから3か月、この希望は大きくなったのでしょうか。検証したいと思います。   希望の根拠は、黒潮大蛇行終焉の兆しが現れたからでし […]

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ケンサキイカ
35. ボランティア求む!

昨年のことになりますが、小田原の市場で相模湾の定置網でとれた「ケンサキイカ」を買いました。でも実は、それが本当にケンサキイカ(Uroteuthis edulis)かどうか調べてみたかったのです。18個体のDNA(遺伝子) […]

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まっくろ経済学
23. いざ夏の陣!

最近の報道によれば、米国のトランプ大統領が石破総理大臣あてに、8月1日から日本からの輸入品に最大25%の関税を課す可能性があると通知したそうです(2025年7月13日現在)。まだ発動まで時間があるため、最終的な関税率がど […]

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