スルメイカ
8. やれることは限られているけれど…

今日は2023年12月17日、イカ男のすむ町には初雪が降りました。この季節になると、対馬東水道(対馬海峡で対馬よりも東側の海域)でもスルメイカが本格的に漁獲されます。長崎に住む友人に、スルメイカを購入してくれるよう頼んで […]

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ホタルイカ
5. 準備OK、いよいよ本格研究だ!

ブログで最初にホタルイカの紹介したとき、なぜ、日本のまわりの海域にのみ分布するのか。なぜ、産卵期にだけ接岸してくるのか。どこで産卵しているのか。その卵は再生産に役立っているのか、などといった疑問を投げかけました。そこで、 […]

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ホタルイカ
4. 行ったり来たりが大問題

これまでのブログでは、対馬海盆に生息するホタルイカについて話をしてきました。しかし、沖合に生息しているホタルイカが秋から冬にかけて本当に日本の沿岸に来遊するのでしょうか。あの小さいからだで、日本列島まで泳いで来るのでしょ […]

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まっくろ経済学
10. 主権者はだれ?

今年2月に財務省から2022年度の国民負担率が47.5%になる見込みとの発表がありました。国民負担率とは、財務省のホームページによると、「租税負担率と社会保障負担率の合計」で、租税負担とは個人が納める住民税や所得税、企業 […]

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ホタルイカ
3. 経験水温の推定に着手

先日、EPMAという微量元素を測定する装置を使って、ホタルイカの平衡石に含まれるストロンチウムとカルシウムの比(Sr/Ca比)を核部から縁辺部へ線状にそれぞれ約50点分析しました。平衡石は10個だけでしたが、どの試料のS […]

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ホタルイカ
2. 成熟と産卵の大胆仮説

ホタルイカは世界中で日本列島周辺にだけ生息が知られ、太平洋側でも確認されてはいますが、ここでは列島西側、つまり日本海での分布にかぎって考えます。土屋光太郎博士の論文(1993)によると、確実に標本が獲れた場所は韓国東岸が […]

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ホタルイカ
1. 平衡石の観察

魚津水族館の館長だった稲村修さんは著書『ほたるいかのはなし』のなかで、まだ分かっていないこととして、ホタルイカは「なぜ、日本のまわりの海域にのみ分布するのか。なぜ、産卵期にだけ接岸してくるのか。どこで産卵しているのか。そ […]

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まっくろ経済学
9. 日本人とは?

毎年お盆の時期になると、日本とは、日本人とは、といったテレビ特集をみかけます。現在は経済が不調なので、そのような観念的な話題で頭を悩ませる余裕はないかもしれませんが、国民間の収入格差が拡大し、万民の万民に対する不信や嫉妬 […]

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ケンサキイカ
31. イカ釣りさんの情報を検証

最近、Facebookグループの「イカメタル楽しもう」をみていたら、山陰から北陸にかけてケンサキイカがよく釣れるという投稿が多いようです。しかも、小型のイカが多いとのこと。近年はケンサキイカが減ったと言われてきたので、嬉 […]

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科学哲学のよーな
8. ちなみに私は「隠れ文系」でした

キリスト教神学からサイエンスが生まれる契機になった理神論という考え方があります。ここでは、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典から引用しましょう。「啓蒙時代のヨーロッパに栄えた宗教思想。自然神論,自然宗教ともいう。神は世 […]

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